塾の仕事と塾のセンセイの仕事


平成16年1月31日。大阪のあちこちで中学入試がありました。

浜学園や希(のぞみ)学園といった、関西では屈指の大手進学塾、日能研という全国ブランドの塾、能開センターという全国展開の塾、サクセス研学館、京進、馬渕教室、関西進学セミナーその他地元の中小様々の塾の先生たちは、入試会場に集結していました。

自分たちの手がけた生徒たちに、望む学校に合格してほしい!どの先生の気持ちも同じです(おそらく!?)。

大阪近辺では、1月24日から2月のはじめまでの約2週間、毎日のようにどこかの学校が入試を行っています。

来年は大阪が1月22日、関西では早いところは1月15日からでしょうか。

そして、ほぼ1月中には殆どの学校の入試が終わります。

その間、多い人で、7、8校の入試の応援にかけつけます。

ふだんは、授業と生徒と生徒の保護者の対応に追われています。

授業のときに使用するプリントなどの教材の準備や、生徒の質問受け、(1月などは、朝のうちから塾に来る生徒もいる!)保護者の進路相談。

特に、入試前の時期からが大変です。

それはともかく、進学塾のセンセイの一番大切なお仕事は、子どもたちの成績を上げて、希望する学校に合格させること、なのです。


そして、塾の仕事は、もちろん塾に通ってきてくれている子どもたちの成績を上げること。

補習塾なら学校の成績を上げること。進学塾だったら、それに入試に合格させること、というのがくっついてくる、というか、それが仕事のほとんど。

だから、どれだけ効率よく成績を上げられるか、どれだけきちんと子供や親の希望する学校に合格させられるかを、各塾とも競っています。

家庭教師や通信教育は子ども同士の競い合う部分が希薄になりますが、塾では競争も成績を上げる手段の一つ。

また、大手の塾では頻繁に行う学力試験で子どもの成績をチェック、そのときそのときの子どもの位置や弱点を知って、それをその後の指導に役立てるのです。


子どもたちは?

どの子も本当に生き生きと塾に来ています。

学校より塾の方がおもしろいという子もたくさんいます。

塾で知り合った友人とずっとつきあいが続いているという人も大勢います。

でも、塾の宿題は多く、こなしていくのに苦労する子もたくさんいます。

コツコツと地道に努力する子もいれば、短時間集中型でパーッとやって、時間を作ってあとは遊ぶというタイプの子もいます。

どちらがいいとは一概には言えません。それぞれの個性にあった勉強をしているようです。

授業に引き込まれるセンセイのときは子どもたちみんなの目つきは真剣そのもの。こんなセンセイがたくさんいる塾って頼もしいですよね。


宿題のこと

学校で習っていることよりも早く、そしてレベルアップしたことを塾で次々にこなしていかないといけないので、宿題もたくさん出ます。

睡眠時間が削られることもしばしば。

慣れるまで、自分のペースがつかめるまではちょっとしんどい。

おまけに学年が上がれば勉強しないといけない教科も増えてきます。

内容も濃くなります。

宿題のチェックは各塾で多少やり方も違うようですが、基本的にはきちんとチェックが入り、サボっていると厳しい指導が待っているところもあります。

ベテランの先生になると、子どものノートをさっと見ただけで「一生懸命やっている」「手を抜いている」「いい加減だ」などは分かります。

チェックがいい加減なところもあり、そのあたりはどういう状態か直接塾で聞いたり、実際に通っている人の話を聞くことをお薦めします。

ただ、あまりに宿題の量が多い、子どものことを分かってくれていないなどの点があるようなら、担当者なり、責任者にご相談されるとよいでしょう。




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